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叡知の言葉100

一人の人間が真の知恵の所有者であるかどうかは、
その人が、まだ起こっていない将来の出来事(結果)に対して、
どの程度、見通しがきくかどうかによって、おおよその見当がつく。

『人生二度なし』

今回で記念すべき100回となりました。
シンワ株式会社の皆様と、拙い文章をお読み下さっている読者の皆様に、心から感謝御礼申し上げます。

さて、今回の文章は、極めて当たり前の事を言っているように見えます。
しかしよく考えてみると、必ずしもそうではないことが分かります。
というのは、世間一般で知恵だと考えられていることの大半は、単なる知識に過ぎないからです。

たとえば、大学の先生などはまさにそうです。
彼らも含めて、マスコミに登場する評論家たちは、過去に起こった出来事に対して批評をするだけです。

いわゆる高学歴の人たちも、単に知識を詰め込まれてきただけです。
暗記中心の公務員試験に合格した人たちのいるお役所では、前例主義で仕事をしています。
ですから、前例のない事態には対応できないのです

大企業も例外ではありません。
戦後の焼け跡から成長した世界的企業で、近年低迷している会社が幾つかありますが、
時代を読み間違えた感は否めません。

このように、将来を見通すというのは容易なことではありません。
では、どうすればそれが可能になるのでしょうか?

森が大切にしていたのは、まず現場でつかんだ肌感覚というべきものです。
それから、人間心理への洞察。人間社会では、人の心が分からなければ何事もうまくいきません。

次に大局的な視点、とくに歴史から学ぶ法則性でしょう。
国と国が興亡する原理を理解することは、現代の経営者にとっても重要なことです。

そして最後に時代を超えて通用する価値観です。
たとえば人としての正しい生き方は、何千年経っても変わりません。
ですから、それを羅針盤にしていれば、時代がどこに動こうとも、大きく外れることはないのです。

作家 宮下隆二