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叡知の言葉101

感動から実践へ。
これが人間心理の通路。
「わかった」だけでは、平面的な模写だから力にならない。
従って人間界の知識は、感動を伴わなければ実践とはならないのです。
そして生徒に感動させるには、教師自身が感動の人にならねばならない。

『「日曜読書会」語録抄』

森は教育論としてこの話をしていますが、同様の事はビジネスをはじめ、社会生活の様々な面で見られると
思います。

一般的に人は、説明を聞いたり本を読んだりすると分かった気になりますが、実際にやろうとするとうまく
できない。あるいはすぐに忘れてしまう、という事がよくあります。

その理由を森は、「平面的な模写だから力にならない」と述べています。
要は、頭の中に一生懸命設計図を写しとっているに過ぎないという事です。

頭で理解しているだけではなく、実際に体を動かし体験しないと、身には付かないのです。
そうして得たものが生きた知識であり、現場で使える智慧です。

しかし、それを身に付けるのは容易ではありません。
やはり人間は、汗を流さずラクをして何かを得たいと思う生き物なのです。

森はその壁を打ち破る力を、「感動」だと述べています。
これこそ、人を動かす原動力であることを、森は教育を通じて知っていました。

これはビジネスの現場でもそうでしょう。
お客様にどうやって買っていただくか。あるいは、部下をどうやって動かすか。
もちろん論理でも人は動きますが、本気にはなりません。
人を本気にさせるには、感動が必要なのです。

そして人を感動させるには、自分自身が「感動の人」にならねばならない。
この結びの部分は、まさに森の真骨頂と言えるでしょう。

作家 宮下隆二