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叡知の言葉105

僥倖による幸福は、必ずあとでその人を傷つけると思うのです。
むしろ、なかった方がまだ無難なくらいです。
ところが真の機会というものは、そうなるほかない必然の巡り会わせの結果実現する、
真の必然というべきものです。

『「南洲翁遺訓」講録』

僥倖というのは幸運という意味です。
簡単に言うと、幸運によってたまたま成功をつかんでも長続きしないしどころか、かえってその人に害があると
いう意味です。

これは宝くじを当てるような話だけではなく、ビジネスの世界でもそうです。
「秒速で一億円稼ぐ男」とマスコミで持てはやされた若手起業家がいました。
彼の経営する会社が経営破綻し、貯金額が19円というニュースが報じられたのは最近の事です。

もちろんその社長にも、それなりのアイデアやカリスマ性はあったと思います。
ただ地道に経営基盤を築くよりも、メディアを通じて知名度を上げることで急速に売上を伸ばしたきらいが
ありました。だから成長と同じく、転落も一気呵成でした。

それに対して森は、真の機会(成功)は、「そうなるほかない必然の巡り会わせの結果実現する」と
述べています。
これは仏教でいう因果の理法のことです。

因果とは、因と果、つまり原因と結果という意味です。
蒔いた種(原因)に応じて、収穫(結果)がある。成功も同じです。

一見遠回りなようでも、実力を蓄えながら、一歩一歩成功へのステップを上がっていくことが大事です。
建物と同じで基礎の部分がしっかりしていれば、災害があっても簡単に倒壊することはありません。

これは何も起業家の世界に限った話ではありません。一般のサラリーマンでもそうです。
当たり前の事ですが、成功するためには、成功の原因を積み重ねることから始めなければならないのです。

作家 宮下隆二