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叡知の言葉106

「時間と人生」という問題について、一番大事な点は何かというに、それは人間は、その人が
どれほど時間を生かしているか否かが、その人の人間としての真の値打ちだということです。
これを自分の一路をひらく、唯一のカギとすべきです。

『人生二度なし』

「時間と人生」という言葉から、一見難解で高尚な印象を受けますが、その内容はあくまでも森流の人生哲学
です。

古来、数多くの成功哲学が、いかに時間を活かすかが成功のカギだと力説してきました。
例えばスマイルズの『自助論』にも、「時間は財産である」とあり、
怠け者の地主が没落し、勤勉な小作人がその土地を買った話などが紹介されています。

さて、戦後の日本は、国民の過半数が中流意識を持つほどの平等社会でした。
しかし近年は様々な理由から、社会的な格差が広がりつつあると言われています。

特に、裕福な家庭に生まれた者は高い教育が受け安定した職に就けるが、
貧乏な家庭に生まれた者は親と同様に貧乏になるという、「貧困の連鎖」が問題になっています。

社会的な格差が今後も拡大していくようであれば、将来的に何らかの政策的手段は必要になってくるでしょう。
しかし政治に頼るだけでは問題は解決しないと思います。

どのような家庭環境に生まれた者でも、間違いなく平等な点があります。
それはすべての人間に、一日二十四時間が与えられていることです。
ただそれをどう活かすかで、その後の人生が変わってくるのです。

甘やかされた環境で育ち時間をムダにした者よりも、困難な環境にも負けず時間を最大限に生かした者の方
が、生涯で多くの事を成し遂げることは往々にしてあります。

森自身もそうだったということを書き添えて、この稿を閉じたいと思います。

作家 宮下隆二