「包装」を通じ、あらゆる産業に貢献します。
>>トップページ  >>>NEWS  >>TOPページ
 ・新商品情報
 ・エンゼルコフィン
 ・ほかんくん
 ・宮下隆二のコラムTOP
 ・津島稜の世相を斬るTOP
 ・News VoL.1〜VoL.20
 ・News VoL.21〜VoL.40
 ・最新のNews一覧
 

叡知の言葉114

そもそも現実の世界において真に残るものは真実のみであります。
真実のみが人心を動かし、人心に残るものです。
この事は古今東西にわたる真実であります。

『「南洲翁遺訓」講録』

これは遺訓の七について述べた部分です。この節の冒頭で西郷は、「事大小となく、正道を踏み至誠を推し、
一事の詐謀を用ふべからず」と述べています。

おおよその意味は、「大きい事でも小さい事でも、常に正道を踏み、誠心誠意処理にあたるべきだ。策略を
用いてはならない」となります。

そして、「策略を用いると一時的にうまくいったように見えても、後で必ずその反動がきて失敗するものだ。
遠回りに見えても、正道を踏む方がかえって早いのだ」という意味の文を続けています。

西郷のことを「高士」だと評したのは勝海舟でしたが、遺訓のこの部分を読むと頷けます。
単なる一政治家のワクを超えた、近代日本最高の人格者だったのです。

そして森の解説も、西郷の精神に感応するかのように、白熱します。
短い文章の中で、「真」や「真実」という語が繰り返し登場することからも、それは明らかです。

西郷は、西南戦争で賊軍の汚名を着せられましたが、現在でも多くの人々から愛され尊敬されています。

森の場合はどうでしょうか。
森の言葉が真実であれば、これからも多くの人の心をうち、後世まで残り続けるでしょう。

作家 宮下隆二