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叡知の言葉133

いったん決心したことをやり抜くには、例外をつくってはいけない。
今日は疲れているとか、夕べは睡眠不足だったなどと考えたら、もうだめだ。
例外をつくらず、決然として立ち上がるのみである。

『真理は現実のただ中にあり』

努力や決心の大切さを述べた一節ですが、これは実は森の幸福論の一環です。
ここに森の人生観が如実に表現されています。

森の考えでは、幸福とはお金や地位や名誉などではなく、為すべきことを果たした人間に天から与えられる
恵みです。欲望が満たされた安楽な状態ではない、ということです。

その上で本書では、幸福になるためにすべきこととして、いったん決心したことは必ずやりとげることと、
人に対して親切にすることを挙げています。

これは要するに、自分に厳しく、他人にやさしく、ということです。
自らは厳しく律しつつ、他人を幸福にする生き方を続ければ、自分自身も幸福になれる、としたのです。

本節はその前半部、決心したことは必ずやり遂げる、ことについて述べた部分です。
決心に例外を作ってはいけない、というのがここでの重要なポイントです。

例外とは、要するに言い訳のことです。
一度自分に対して言い訳を認めてしまえば、それは絶対に一度ではすみません。
二度三度と重なるうち、最初の決心もどこかに行ってしまいます。

ですから、何かを継続するためには、決して例外を作ってはならないのです。
これは森自身も厳しく自分を律し、実践していました。

例えば森は、手紙やはがきへの返事は必ず自分で書く主義で、全国の知友や同志からどれだけ多くの便りが
来ても、地方への講演旅行の途上でも、来客等でどんなに遅くなっても、必ずはがきを書いてから就寝したと
いいます。

これは小さなことのように見えて、そうではありません、
一見小さなことを積み重ねた末に、人間としての幸福や成功がある、ということです。

作家 宮下隆二