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叡知の言葉147

考えることと実践することは、ちょうど建築物を建てる場合に、青写真の図面と、それによって
実際に家を建てる働きとの関係に似ている。……いかによいことを考えても、ただ考えただけ
で、それを実行に移さなかったら、はじめから考えなかったのと同じことになる。

『人生二度なし』

いかにも、実践人であった森らしい言葉ですが、この言葉を表面的に読むと、森が思考の価値を軽んじて
いたように誤解するもしれません。

そうではなく、思考に比べて、実践の方がより困難だという事実を、リアルに認識していたということです。

思考が頭の中だけで完結する働きであるのに対し、実践の場合は身体を動かし汗をかかねばなりません。
協力者や資金が必要になる場合もあります。

ある意味、考えるだけで実行ができない、いわゆる計画倒れが生じるのも、この実行の困難さによるものです。
では、どうすれば実践に踏み切れるのでしょうか?

これに対する回答は様々にあると思いますが、森は「覚悟をきめて、まず着手するしかない」と言っています。
この「まず着手」という点が肝要です。

あまり考え過ぎるとリスク面ばかりが見えてしまい、行動に移せなくなることがあります。
拙速すぎてはいけませんが、計画倒れになるよりは、まず動くことです。

そしていったん着手したなら、石にしがみついても継続することです。
毎日これだけのことをする、と自らにノルマを課したなら、絶対に例外をつくらず、やり抜くのです。

そうやって動いているうちに、自分の積み重ねた実績が力となって、人を呼びます。
人が集まると様々なアイデアが湧き、それがさらに人を呼んでネットワークができます。

その原点にあるのが、「まず着手」です。
これは一つの成功の要諦だと言っていいでしょう。

作家 宮下隆二