「包装」を通じ、あらゆる産業に貢献します。
>>トップページ  >>NEWS  >>コラムTOP
 ・新商品情報
 ・エンゼルコフィン
 ・ほかんくん
 ・宮下隆二のコラムTOP
 ・津島稜の世相を斬るTOP
 ・News VoL.1〜VoL.20
 ・News VoL.21〜VoL.40
 

叡知の言葉38

真の哲学の世界は、
実に果てしも知れぬ深くして、かつ大いなる感動の世界でなければならぬ。
真の哲学とは、
このような偉大な情熱の澄み切るところに、初めて生まれ出る。

『修身教授録』

森は教育者として情熱の人であり、また若者に情熱の重要性を説きました。
情熱こそが仕事を前進させ、世の中を動かして行く大きなエネルギーだとしたのです。

それが森の哲学観にも反映されています。
哲学とは一般には、極めて知性的・理性的な営みだと思われています。
難解で深遠な真理を求めて、孤高の哲学者が研究に励むようなイメージもあるでしょう。

しかし森は、哲学とは「感動」だと言います。これは意外なようにも見えますが、
例えば数学の証明や詰将棋の難問を見事に解いたときに覚える感動を考えれば、
納得がいくでしょう。
知性・理性と感動・情熱は相容れないものではなく、むしろ深い部分ではつながっているのです。

そしてその感動と情熱は、澄み切ったものでなければなりません。
利己的な思いがない、ということです。
このような純粋な思いが、真理を究めまた人間を成長させる原動力となるのです。

作家 宮下隆二