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叡知の言葉42

自分が現在なさねばならぬこと以外のことは、すべてこれを振り捨てるということと、
なすべきことに着手するということは、元来、一つの事の両面とも言うべきであって、
われわれが仕事をし果たす上で、一番の秘訣かと思う。

『修身教授録』

森はその生涯において、極めて多面的な仕事をした人でした。
教師として教壇に立つ一方、全国に志を同じくする人たちのネットワークを作り、講演行脚をしました。
執筆意欲も旺盛で、多くの著作を残す一方、厖大な量の葉書を同志や弟子たちに書きました。

その彼の仕事術の要諦が、為すべきことに直ぐに着手することと、
他のことを捨てて一つのことに集中する、ということでした。

もちろん現実には、ある仕事をやっている最中に別の仕事を頼まれたり、
突然電話が鳴ったり、というケースは珍しくありません。
やらなければならないと分かっていても、雑務に追われて取り掛かれないということも多いでしょう。

しかし、人間は複数のことを同時に考えられませんので、ややもすると、
あれもこれもと追われているうちに、結局何も出来ていないということにもなりかねません。

それを避けるためには、まず為すべき一つのことに集中し、やり切ってしまうことです。
複数の業務を並行してこなす場合でも、作業レベルに分解すれば、
為すべき一つ一つの仕事があるだけです。

それを集中し断固としてやり抜いていった積み重ねが、大きな成果となって結実するのです。

作家 宮下隆二