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叡知の言葉43

この人生が二度と繰り返し得ないものだということと、
わたくしたちがいつ死なねばならぬか分からないという、
人生についての二つの根本真理が心の中でガッチリと切り結んではじめて、
この「今日」という一日がいかに大切かが分かりだすのです。

『幻の講話』

人間はこの世に生れた以上、必ず死にます。
これはどんな大富豪でも権力者でも、天才的な才能を持った芸術家やスポーツ選手でも変わりません。

ところが、これほど明白な真理を、私たちは日常生活を送る中で、ともすれば忘れがちになります。
それは、死というものがいずれ避けられないとしても、自分の身にふりかかるのはまだ先のことだと
考えてしまうからです。

森はそのような思い込みに対して、痛棒を加えます。
実際のところ人間は、必ず死ぬだけでなく、いつ死ぬかさえ分かりません。
若くて健康な人間が突然の事故で世を去ることも珍しくありません。
そして、あの世があるかないかという議論は別として、過ぎ去った人生をやり直すことは出来ません。

この人生の有限性と儚さが心底から理解できた時、人生は変わると森は言います。
もし自分の余命があと1年、いや1日だとしたら、一瞬たりとも無駄な時間は過ごせなくなるはずです。

そのような思いで日々を生きるとき、初めて人生の輝きと充実を経験することが出来るのです。
それを禅語で「一日一生」と言いますが、これこそが人生に対する森の理想でした。

作家 宮下隆二