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叡知の言葉49

人間界のことというものは、一人の人間が自己に与えられた職責に対して、
真に深く徹していったならば、その足跡は必ずや全国各地の同じ道を歩んでいる
幾多の人々の参考となり、その導きの光となるはずであります。

『修身教授録』

森のこの言葉は、「末は博士か大臣か」などと言われ立身出世が社会的価値観だった時代に、
小学校教師を目指す若者たちに語られたものです。

森がここで言いたいのは、華やかなスポットライトを浴びることだけが、
仕事の、いや人生の目的ではないということです。

小学校の一教師という世間的には目立たぬ立場であっても、
現在目の前にある仕事に全力を尽くすことで、道は開けていくのです。
それはもちろん、転職して出世するというような意味ではありません。

現場で生徒たちを教えていく中で、
その実践を通じて、学校の同僚や全国の心ある教師仲間たちに影響を与えていくということです。
本当にそれに徹することができたら、小学校の一教師という立場のままで、
世の中を変えるほどの仕事さえ可能でしょう。

これは、あらゆる仕事について言えることです。
たとえ派遣やアルバイトという立場であっても、与えられた立場で全力を尽くし、
仲間たちの「導きの光」となろうと志す人。
こういう人たちが増えていけば、それは社会全体を変えるほどの力となっていくのです。

作家 宮下隆二