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叡知の言葉63

宗教の真の目的は、単に悟ったり救われたりすることではない。
悟ったり救われたりした後の人生をどう生きるかであり、
それは「献身」の一道の他にないのである。

『創造の形而上学』

人間の生きる世の中は、苦悩に満ち満ちています。
人間は生きている限り、苦しみや悩みから逃れられぬものです。

ではその苦悩をどうするのかというのが、古来宗教の役割なのですが、
皆さんもご存じのように、大別して二種あります。
いわゆる自力門と他力門です。
自力門は修行して悟りをひらくことによって苦悩からの解脱をはかり、
他力門は絶対的な存在(阿弥陀仏)に帰依することで救済されようとします。

しかし森は、そんな区別はどうでもいいのだ、と言います。
大切なのは、悟ったり救われたりした後、どう生きるかだ、と。

悩める当事者は自分のことばかりに気を取られていますし、
宗教の方もそれを何とかするのが商売ですから、どうしても悩みや苦しみをどうするかに集中します。

森はそこに痛棒を食らわせます。
その後の人生を、
「献身」に生きることが出来ないのであれば、そもそも何のための悟りや救済なのだ、というわけです。

いや、もっと言えば、その後の人生を「献身」に生きる覚悟が本当に決まったら、
少々の悩みや苦しみなど、雲散霧消してしまうものでしょう。

それが本当の宗教なのだということです。

作家 宮下隆二