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叡知の言葉65

人間は、この無限の大宇宙の中の一つの極微存在として、
ここにこの地上の「生」を与えられたゆえに、真の人生観というものは、
どうしてもその根底に、正しい世界観が予想されなければならない。

『幻の講話』

ここで言わんとすることは、正しい人生観のためには、正しい世界観が必要だということです。
そしてその理由は、人間が大宇宙(全体)の中の一部である以上、
その両者の関係性を無視して個人の生き方を論ずるわけにはいかない、という点に尽きます。

例えば現代の、地球にやさしい生き方というのもそうです。
人間が地球という巨大な生態系の一部であることを自覚するのと、
ただケチなだけで節約するのでは、大きな違いがあるのではないでしょうか。

古来、この役割を担ってきたのは宗教でした。
例えば天国と地獄という世界観を前提として、個人の道徳や生き方がありました。
近代になって宗教の力が衰えると哲学がその座を占めましたが、
一般庶民の生き方にまで影響を及ぼしたとは言い難いでしょう。

森の全一学はある意味宗教と哲学の統合ですが、
ここにも世界観と人生観の一致という視点が色濃く投影されています。
森は大宇宙を支配するのは調和と平衡の原理だと考え、
それ推し進める方向で自己実現をする生き方を理想としました。

間として生きる以上悩みは尽きないものですが、
個人の苦悩は、宇宙と一体となった生き方が実現した時に、
雲散霧消していくものだといっていいでしょう。

作家 宮下隆二