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叡知の言葉74

われわれ人間が、人生の晩年に当たって、いささか心安んじて自らをなぐさめ得るものが
あるとしたら、それは金でも名誉でもなく、ただかすかながらも、
自分が若い日に心に描いたものを守り続けてきたという一事だといってよいでしょう。

『人生二度なし』

人としてこの世に生まれた以上、誰しも成功を願って生きています。
しかし、成功ほど難しいものはありません。
成功することが困難なのではなく、何をもって成功と考えるかという定義に、正解がないからです。

一般的には、高い収入が成功の証しだとされています。
会社や組織での出世や高い地位を成功と考える人も多いでしょう。

しかし死の床に就いた時に、どれだけ多くの貯金や勲章に囲まれていたからといって、
それだけで心安んじて死んでいけるぁは疑問です。

現代では、これに対して、「成功とは家族の愛だ」と答える人も多いはずです。
これも決して間違いではありません。愛は、金銭や名誉以上に、人の心を癒すからです。

しかし森の答えは、「生涯かけて一道をつらぬく」というものでした。
自分の信じた道を生涯つらぬき切ったという誇りと満足感。この内面的な成功を重視したのです。

かつて内村鑑三は、「勇気ある高尚な人生こそ、後世への最大遺物である」と言いました。
森も内村も、現代では死滅した、求道者タイプの偉人であったといえます。

作家 宮下隆二