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叡知の言葉76

われわれ人間は、人類を超えるのはもとより、さらに万物を超えて、
それらのすべてを生み出しつつある宇宙に内在している絶大な根本生命の「力」によって
、この地上に生み出されたというよりないのである。

『幻の講話』

人間がこの地上に存在しているのは何故か。
これは人類のアイデンティティに関わる問題であり、古くから神学や哲学の最重要テーマでした。

宗教が力を持っていた時代は、神による創造が信じられていましたが、現代では進化論が定説になり、
様々な自然現象もすべて物理的法則によって説明されています。

しかし近代科学の発達は、人類に多大の恩恵をもたらす一方、環境破壊や核の問題が生じています。
それは、人間の知性への過信がもたらす弊害だといえるでしょう。

どれだけ知性を発達させようと、人間は、地球というちっぽけな生命圏の中の一生物に過ぎません。
地球環境が壊滅的打撃を受ければ、人間も共に亡びざるを得ないことを、よくよく肝に銘じるべきです。

ここで言う「宇宙に内在している絶大な根本生命」とは、
神のことですが、宗教的なとらわれや先入観を避けるために、あえてこういう表現をしているのでしょう。

森の言いたいのは、人間は、人智を超えた存在によって、この地上に生み出されたのであり、
自らを生み出した大自然、いや大宇宙への畏敬の念を持って生きなければならない、ということです。

現代ではこれは、宗教教育と批判されるのかもしれません。
しかし森は、こういう人生観と世界観を、教育の根本に据えようとしていたのです。

作家 宮下隆二