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叡知の言葉79

「われわれ人間は、この人生をいったい何のために生きると考えたらよいか」と
問われて、何のためらいもなく言下に即答できる人であれば、
その言わんとする事柄の如何を問わず、その人は相当の人物であろうと思われます。

『人生二度なし』

人間は意味を求めて生きる存在だ、とよく言われます。
人間は、意味の分からない、あるいは無意味な作業には、堪えられないように出来ているのです。

例えば、囚人に対するもっとも残酷な刑罰は、穴を掘って、それを埋めさせるという作業を、
無限にくり返すことだ、と言われています。

ところが不思議なことに、人生の意味というもっとも重要なテーマについて、
十分に関心を払わぬ人が多いのではないでしょうか。

多くの人にとって、それはせいぜい学生時代の議論の対象でしかありません。
そして、就職や結婚の後は、目の前の様々な仕事に忙殺され、
それどころではなくなってしまうのが常でしょう。

しかし、人生の意味という重要な問いに目を背け、ただ漫然と生きるのでは、
看守の指示に従って単調な作業に従事する囚人と、何ら変わりがないのではないでしょうか。

もちろん、この問いに、絶対の正解はありません。人それぞれ、答えは違うでしょう。
しかし、少なくとも、自分にとって生きる意味はこれだ、というものをつかんだ時、
人はそれまでにない自信や信念をも獲得します。

それはいわば、人生の階段を一歩進んだということです。
人物を見定める時に、表面上の地位や能力ではなく、
そこに着目したのは、森の慧眼といっていいでしょう。

作家 宮下隆二