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叡知の言葉80

職業には大きく別けて大体三つの面があるのではないかと思います。
一つ目は、それによって報酬を得、自分及び家族の生活を支えること。
二つ目は、一人の人間が生まれつき授かっている天賦の能力を発揮し、
実現する道だという考え方です。
そして三番目として、自分の選び取った職業を通じて国家・社会に貢献するという意味が
あります。

『幻の講話』

ここには森の職業観が、簡潔に述べられています。
内容は大方の人にとって、納得出来るものでしょう。
注目すべきは、これら三つが発展段階の関係にあることです。

最初の段階は、働くすべての人間が経験しています。
働いて報酬を得なければ生活が出来ませんし、少しでもいい生活をするために、
一生懸命仕事をするのは当然のことです。

しかし、それだけでは、おカネを稼ぐためなら、どんなことをしても良い、という発想になってしまいます。
近年の企業の不祥事などは、その辺に根があると思います。

二番目は、いわゆる自己実現です。
これはスポーツや芸能の世界だけに限りません。モノ作りや営業だってそうです。
自分が努力した結果が、大きな成果につながり、自分自身も成長できるというのは、大変な喜びです。

三番目の段階は、自分の仕事の成果が、世の中の役に立つのが喜びだ、という境地です。
森は、「国家・社会」と表現していますが、
時の政府ではなく、もう少し広い意味で考えた方がいいでしょう。

例えば、環境にやさしい新技術を開発する仕事を考えてみましょう。
そこでは、世の中の役に立つ方向で、自分の能力を最大限に発揮し、報酬を得ることが出来るのです。

職業人としての真の充実は、この最後の段階まで到達して、はじめて得られると言っていいでしょう。

作家 宮下隆二