「包装」を通じ、あらゆる産業に貢献します。
>>トップページ  >>>NEWS  >>TOPページ
 ・新商品情報
 ・エンゼルコフィン
 ・ほかんくん
 ・宮下隆二のコラムTOP
 ・津島稜の世相を斬るTOP
 ・News VoL.1〜VoL.20
 ・News VoL.21〜VoL.40
 ・最新のNews一覧
 

叡知の言葉81

真の愛のためには、どうしても、ひと度は、旧き自我が死ななければならぬ。
なぜなら、愛は奉仕であり、自己奉献であるからである。
真の捧げ物とは、旧我を浄めることである。
だから、人は、全自我の否定という浄火をくぐって、
初めて、真の自我を捧げられるのである。

『情念の形而上学』

原文の意味が取りにくいので、少し手を入れましたが、それでもまだ難解かもしれません。
思い切って、以下に意訳してみましょう。

本当の愛に生きるためには、いったん、古い自分を捨てなければならない。
なぜなら、愛とは奉仕であるからだ。真に奉仕するためには、まず最初に、古い自己を捧げることだ。
そうしてはじめて、人は新たに生まれ変わることが出来るのだ。

いかがですか。美しくも、厳しい言葉だと思います。
ここでいう愛とは、一種宗教的な愛といっていいでしょう。
生まれ変わりも同様の意味であり、それを「回心」といいます。

古くは、イエスの十二使徒パウロの「ダマスコの回心」が有名です。
近年でも日本で、元ヤクザの組長が、熱心なクリスチャンになったという例がありました。

もちろんこれらは、特殊な例かもしれません。
しかし、一般の市民でも、結婚や離婚、家族の死、就職や離職などによって、以前とまったく違う人生に
直面することがあります。

そんな時に、過去に執着していては、苦しみが増すばかりです。
古い自分を、どれだけ捨てさることが出来るか。
それが、新しい人生を歩めるかどうかのカギになります。

思うに、それが成長ということなのでしょう。
その意味で、人は誰しも、新たに生まれ変わり続けねばならないといえます。

作家 宮下隆二