「包装」を通じ、あらゆる産業に貢献します。
>>トップページ  >>>NEWS  >>TOPページ
 ・新商品情報
 ・エンゼルコフィン
 ・ほかんくん
 ・宮下隆二のコラムTOP
 ・津島稜の世相を斬るTOP
 ・News VoL.1〜VoL.20
 ・News VoL.21〜VoL.40
 ・最新のNews一覧
 

叡知の言葉86

人間の内的生命の強靭さは、その人がどれほど読書欲を持っているかで測ることができる。読書欲がないということは、肉体的にはいかに頑健強壮に見えたとしても、
その人の精神力はすでに死に瀕していると言っていい。

『真理は現実のただ中にあり』

森哲学は実践を重視します。
たとえば教育において、教師自らが率先して校内のゴミ拾いをするよう唱え、
大学教授時代にそれを自ら実践していました。

その一方で、森は大変な読書家でした。
門下にも読書を奨励し、講演や著作においても、様々な読書論を展開しています。

これは一見すると、矛盾に思えるかもしれません。
本ばかり読んでいる秀才というと、世の中の現実を知らず、空理空論を弄ぶイメージがあるからです。

しかし書物には、多くの偉人が生涯をかけて追究した叡知が詰まっています。
また、何千キロも離れた外国の事情や、何千年も前の歴史も知ることが出来ます。

自らの体験を通じて学びとった真理は確かに大切ですが、他の人々の人生から学べないようでは、
バランスを欠くことになるでしょう。

もちろん現代では読書だけではなく、テレビの映像やインターネットからも、様々な情報や知識を得ることが
出来ますし、それを否定するつもりはありません。

重要なのは、常に新たなことを学び続ける姿勢です。
それがなくなった時、その人の精神力は、「すでに死に瀕している」のです。
これは非常に重い言葉だといえます。

作家 宮下隆二