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叡知の言葉87

尊敬するものがなくなった時、その人の進歩は止まる。
また年とともに尊敬するものが、はっきりして来るようでなければ、人間も大成はむずかしかろう。

『語録と歌集』

ここでいう「尊敬するもの」とは、社会生活を営む上でのロールモデルといっていいでしょう。

人は誰しも、あの人のようになりたい、という憧れの対象を持っています。
そして、その人に近付こうと努力したり、その行動を真似たりします。

その対象は、社会的に活躍する著名人の場合もあれば、学校や職場などの身近な人の場合もありますが、
そういう存在のおかげで人間は成長できるといえます。

では逆に、進歩が止まるとか、成長が阻害されるのは、どういう場合でしょうか。
その例を森は二つ挙げています。

一つは、これまで持っていたロールモデルを見失った場合です。
ある程度成功した人物に多いパターンです。
自分は偉い、人に指示する立場なのだ、と思った瞬間に、もう転落は始まっています。

もう一つは、尊敬する対象が見出せないか、漠然としている場合です。
若いうちは、様々なことに関心を持ち、首を突っ込むことも悪いことではありません。

しかし、ある程度の年齢になると、
「俺はこれで飯を食っていくのだ」という分野が、自分の中で明確になってこないといけません。

それがない人間は、いわゆる何でも屋になってしまうということです。

作家 宮下隆二