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子どもたちからの花束

「母の日」「父の日」と言われても、何だか気恥ずかしい。
妻も、同じような思いだったろうが、中学生になる娘と小学生の息子から、
妙にかしこまって「ありがとうございます」
                        花束を差し出されたときは、身体中がこそばゆくなった。
妻が「母の日」に美容院に行っていたのには驚いたが、
その嬉しそうな笑顔は、私には見せたことのない満足感が溢れていた。

こんな大げさなことを子どもたちにさせたのは、学校の先生だという。
それはそれで、悪いことではないだろう。実際、私たち夫婦も正直嬉しかった。

しかし、お父さんのいない子、お母さんのいない子もいる。
実は、私も父を幼いころに亡くしていた。
子ども心に「父親参観日」とか「父の日」にはさみしい思いがしたものだ。
逆に母親のいない子には「母の日」は複雑な思いだろう。
おせっかいながら、妻に父子家庭や母子家庭の子どもたちに対する配慮は無いのかと、
学校の先生に聞かせてみた。
「そんなことをうちが言わなくても」と妻は渋っていたが、
その質問に先生は、
「お父さんがいない子も、お母さんを亡くした子も、
     それぞれの思いで、親に感謝してもらうことが大切です」と
                                    説明されたそうだ。

私には先生が正しいのか、どうかは分からない。
だが、私たち夫婦の子どもにそんなことを言ってもあまり意味が無いだろうとは思う。
両親揃っていることが当たり前で、それをあえて片親ということを考えさせる必要も無い。

要するに、わが家はささやかながら幸せだということだ。

子どもたちにもらった花束を見て「そうだ」と気づいたことがある。
その花束をラッピングしているのが「シンワ」、わが社の製品だったのだ。

この機械のことを子どもたちに教えてやろうか、どうか、妻と相談しよう。