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「小太郎」とのお別れ

同じ町内の人気者の猫が、突然、死んでしまった。
正月早々の悲しいニュースだ。
飼い主のおばあちゃんは、昨日からぼんやりしたまま。
食事も喉を通らないという。
「春になったら小太郎(猫の名前)と一緒に日向ぼっこをしたい」
寒い日の朝、そう言っていたおばあちゃん。
もう十年近く、一緒に暮らしていたらしいから、おばあちゃんのショックは十分想像できる。
犬や猫などのペット類は年々増加して、日本には2000万匹が飼われているそうだ。
そのほとんどが、家族同様に暮らしているのだろう。

迷ったあげく、シンワの「エンゼルコフィン」をおばあちゃんの家に届けた。
ペットの死を心から悼み、感謝の気持ちで送るという願いをこめたペット専用のひつぎだ。
実は、おばあちゃんを、悲しませ、不愉快にさせるのでは、
あるいは余計なお世話かもしれない、と心配だった。
ところが、おばあちゃんはものすごく喜んでくれた。
「こんな良い物があるなんてねえ」おばあちゃんは、写真やボール、首輪など
思い出の品を「エンゼルコフィン」の中に入れ、長い間「小太郎」の頭をなでていた。

「さよならのとき」は必ずやって来る。
営業部からの報告では「エンゼルコフィン」の売上げが伸びてきたそうだ。
ペットとのお別れを、粗末にせず、真心をもってあつかうことが大切。
「エンゼルコフィン」が売れることは、それだけ悲しみの数が増えることかもしれない。
複雑な気持ちではあるが、
逆に考えるとそれだけペットの死を大切に思う人が多くなったということだろう。