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リオ五輪は成功したが、さて東京は

リオ・オリンピックは日本選手の活躍で大いに盛りあがって無事に幕を閉じた。心配されたテロや事故も
なく、金メダル12個を含む41個のメダル獲得は予想以上の結果と評価されている。

たしかに、体操、水泳、レスリングや柔道は金を含むメダルを大量に獲得して、日本の面目躍如といった
ところだった。時差12時間という地球の裏側の熱戦に、私を含めた多くの人が睡眠不足になったようだ。

多くのメディアが繰り返し報道するのにはやや辟易としたものの、それらの映像や記事は、しっかりと記憶
に刻まれた。

私の個人的な印象は、卓球やバドミントンなど女子の活躍が印象的だった。
なかでも卓球は福原、石川、伊藤の3人がドラマ性に溢れていた。
ベテランになった福原、中学生だという伊藤の立場はこれまでの人生が鮮やかに浮き彫りになっていた。
残念だったのはシングルスで石川が初戦敗退。
とにかくハラハラさせられっぱなしで、私は年甲斐もなく胸にこみ上げるものがあった。

いずれにせよ、小池東京都知事の五輪旗の受け渡し、それとサプライズ演出という安倍首相のパフォーマ
ンスなどには苦笑させられたが、華やかな閉会式を始め、期間中のリオデジャネイロ市の努力には大いに
評価をしたい。こうした余韻を残して、直後から開幕したパラリンピックへその成果が引き継がれた。

そして、2020年の東京オリンピック。

いまさらというわけではないが、ロゴマークの盗用、主要競技場の設計や建設費の高騰など多くの問題が
指摘されてきた。とくに不透明とされているのが前都知事時代の東京都議会、大会組織委員会の決議・
決定過程だろう。

「既定の事実だから」「時間的な問題を優先」などといった言い訳じみた論調があるが、要するに巨大な
利権への思惑は見え透いている。昔から公共事業には利権が渦巻いていたことは周知の事実であり、
東京オリンピックもいわば公共事業である。
そこにはびこる利権主義が自民党政治の根幹であり、業界との癒着で育まれた金権政治の実像だろう。

そういった政治家の代表が組織委員会や東京都議会のトップというのはあながち間違いではあるまい。
「国民の金(税金)を使うのは自分たちだ」という本音が見えるのには情けなさがつきまとう。

そんなところへ小池新知事が登場した。
組織委員会や都議連の子供じみた反発に呆れているのは私だけではないはずだ。
老害や私利私欲の連中にしっかり立ち向かって、快刀乱麻の颯爽とした彼女の姿に期待している。

作家 津島稜