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また、大阪府警かと…

警察官の不祥事が続いているなか、またもや大阪府警に対する非難が起きた。

沖縄の米軍基地問題で、ヘリパッド(米軍ヘリコプター離発着スペース)建設工事で、建設反対を訴える地
元の住民らに対して、応援に派遣された大阪府警の若い機動隊員が「こらっ、土人(どじん)」と罵声を浴び
せたのだ。

明らかに侮蔑的な言葉で、機動隊員が叱責され懲戒処分を受けても仕方がない。
「沖縄県民に対する差別だ」といった批判が渦巻き始めた。

これに対し、大阪府の松井知事が「機動隊員は真面目に職務を遂行している。機動隊員には、ご苦労さん
と言ってやりたい」と公言した。

さらに、マスコミに「反対派の沖縄県民は、機動隊員にもっと口汚い罵声を浴びせている」などと発言を重ね、
基地反対派を牽制。沖縄県民の不快感を募らせる結果を招いた。

今更、言葉を改めるまでもないが、第二次大戦後、沖縄県民は米軍の占領下に置かれ、暴力や凌辱に
悩まされた。日本への返還後も基地周辺でのトラブルは無数で、抗議活動が今も続いている。

一方、大阪府は終戦直後の進駐軍活動を除いて、米軍と府民が直接係わったことがない。
自衛隊の駐屯地が軍事施設といえるぐらいで、府民は、今日まで米兵と直接まみえる機会はなかっただろ
う。戦後70年を過ぎても、沖縄県民は日常的に米軍基地と密接している。あまりにも長い時間である。
若い機動隊員はもちろん生まれてもいないし、基地というものに実感がないはずだ。
だから、沖縄県民のように身近で「反米」という環境での生活体験は皆無だ。

警察官は犯罪者や反社会的な人間と接触する機会が多い。
実際の現場では、暴力に近い態度や言葉遣いをするのが実情だ。
近年、取り調べにあたっても丁寧な口調を指導されているが、身内(仲間同志)では「あの極道が」とか
「うるさいクソばばあ」などといった会話は日常。
だが公の場ではこんな言葉を使わないように指導され、公務員という立場上も不適切だと知っている。
要するに建て前と本音は違うということだ。

本音は分かりやすいが、常識・良識を建て前とする人はその本音を隠して生活する。

米国の新大統領になるトランプ氏は、その「本音」を大声でまくしたてて成功した。

作家 津島稜