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「親バカ」と「恋は盲目」

ロンドンオリンピックが閉幕し、日本は金メダル7個を含む38個のメダルを獲得した。
その間、睡眠不足に悩まされながらも、各競技のテレビ観戦と応援に、
多くの人が盛り上がったことと思う。

私を含め、ほとんどの日本人は、当然、日本選手を応援し、日の丸が掲揚されるたびに
感慨を味わったに違いない。
これは、どこの国でも同じで、自国の選手、チームを応援する。
いかに熱狂的であっても、その姿に、そう不愉快にはならない。

この心理は、プロ野球の巨人ファンやタイガースファンにも共通する。
もちろん、それ以外のスポーツであっても然りだ。
いや、スポーツに限らず、芸能でもファン心理は同じだろう。
愛するもの、好きなものを応援するのが人間心理で、
他人から見ればバカバカしいところがあっても、当人にとっては、そんなことはお構いなしだ。

「親バカ」という言葉があり「恋は盲目」という言葉もある。
どんなできの悪い子供でも、親にしてみれば最愛で大切な人間であり、
どんな「ブ男」「不美人」でも恋人の目にはかけがえなく魅力的な存在に違いない。

同じように、自分の郷土、自分の会社、自分の家族を自慢したり応援するのも当たり前のことだ。
そして、そのどれもが、他人からけなされたり侮辱されれば腹が立つ。
これらに共通するのは「自分」という言葉であることは言うまでもない。
こういった「身びいき」は、微笑ましいところがあり、いちいち目くじらを立てる人は少ないだろう。

ところが、オリンピックで韓国の選手が「独島(竹島)は韓国領土」という意味のプラカードを
両手にかざし、尖閣諸島をめぐっても中国と日本双方が「無断上陸」を繰り返している。
これは、愛国心の現れなのか、利権欲なのかという判断が難しい。

中国、韓国では日本を敵視していると報道されている。
仮に、愛国心の発露であっても、微笑みながら見過ごせる問題ではない。
いかに強い巨人軍であっても、タイガースファンは無礼な行為をしないだろう。
そもそも国の領土は歴史が決めるものなのだろうが、どこからが正しい歴史なのかということも、
これまた難しい。

日本政府内には、公正な第三者(国際司法裁判所)に委ねるという意見が多いらしいが、
無意味だという意見もある。
自分の国、自分の利益を守るために、非常識な応援する心理はいかがなものか。
地球上に国境の線など引かずに、すべて人類の共有財産となる日は来ないのか。

作家 津島稜