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総選挙

ようやくにして衆院が解散され、総選挙が近づいてきた。
「誰に、どの党派に投票すればよいのか」という悩みを抱いている人が多いと思う。
民主党、自民党、そして第三極といわれるグループに公明、共産党などが加わり、
何ともややこしい状況になっている。

首相は「自民党時代に戻すのか」という論調のようだが、
この三年間の民主党政権は「失敗だった」という声が圧倒的に多い。
民主党時代は、自民党時代よりも評価を下げたと指弾されても仕方がないだろう。

これに対して自民党総裁は「もう一度、強い日本を取り戻そう」と声高に演説している。
果たしてそれが最善とも思えない。
自民党時代に戻ることを否定したからこその政権交代であったはずで、
三年前とほとんど変わらない人材のままでは説得力がない。

東京都知事と大阪市長が合体しての日本維新の会は、強気と実行力をPRしている。
だが、三年前の二の舞になりかねないという不安がある。
国政とは、無数の課題があり、
数十年の歴史のなかで構築された体制を、一朝一夕で改革できるとは考えられない。

今の日本には深刻な問題が山積している。
大震災の被害は別格としても、
選挙の争点は、原発、税金、TPP、国防、憲法改正などが挙げられている。
どれもこれも難しい問題だ。
では、どのようにすれば良いのかを責任を持って明言できるリーダーはいるのか。
多数の立候補者が予定されているが、素晴らしいと魅力を感じる人物は見当たらない。
日本の有権者は、このような候補者から選ばなければならないという悲劇に直面している。

そもそも、現在の選挙方法が正解なのかと、自問自答した瞬間から頭の中が混乱してくる。
「一票の格差」から始まって、選挙人の資格、選挙区、定員など、まあ、仕方がない部分もあるが、
問題点が多いのも事実だ。
公平、公正を守るためにどのようにすれば今の日本にとって最善なのか、これまた難しい。

結局は、
私利私欲、党利党略という旧弊そのものの選挙戦になりそうで、期待は抱かないことにした。
浮動票といわれる有権者に左右されることは間違いなく、
パフォーマンスや人気投票で日本のリーダーを選ぶというのも、情けない。
棄権は消極的過ぎるし、さて、どの候補に投票すれば良いのか、それが問題だ。

作家 津島稜