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ああ、橋下市長再選

案の定と言うべきか。
先ごろ実施された大阪市長選は史上最低の投票率と、マスコミはこぞって冷笑を浴びせるような
論調で橋下市長を批判した。

それはその通りの結果で、大阪市民は笑うに笑えないだろう。

さすがの橋下市長も言葉がないのかと思っていたら、
「38万票は21世紀になってからの歴代市長の中では最高だ」と、得意の論法を打ち出した。
それもその通りで、自民、公明を始めとする野党は、
自民、公明を始めとする野党は、それぞれが候補者を立てても(おそらく)
橋下氏に破れていただろうと推測できる。

その点は、野党各党に先見の明があったということか。

だが、その本音を言うわけにはいかないから「大義がない」「選挙費用がムダ」などと、
したり顔で橋下氏を批判することに終始したのだった。

選挙制度がある限り、公職選挙は正当な選挙である。
野党各党が「わがまま市長」「独裁者」などと言うのであれば、
そのバカ市長を退職させるには、市民の良識がある限り選挙で打ち破れるはずだ。
しかし、それをしなかった。理由は、前述した通り、橋下氏に勝てないと判断したからだろう。

また、白票を含めた無効票が7万票近くもあったことも特筆された。
白票を投じた有権者の真意は不明だが、他の三候補の総得票数を上回っている。
立候補した三氏には甚だ失礼だが、彼らの選挙活動や街頭演説を見たり聞いたりする限り
「何だ? これは」と感じた人が多かったという証明と言える。

マスコミの論調も、橋下新市長に対して冷たい。
その趣旨は「史上最低の投票率の無駄な選挙」「市民の信任を得たとは言えない」というあたりで。
野党の論調と一致している。

果たして、その通りだろうか。

改めて注目されているのは「大阪都構想」。
橋下市長は、この一点勝負で、市長の特権をもちいて、選挙を実施した。
その結果、市長に再選されたことを理由に都構想のマスタープランを夏までに作り上げるという。
当然、府議会、市議会は野党の反対多数で市長の提案を否決するだろう。
ならば「住民投票で決める」と市長は言う。
たしかに利権構造に固まった府議、市議の議決より、
直接的な住民投票のほうが確かな民意が表われるだろう。

そもそも「大阪都構想」は具体的にどんなものなのか?
この拙文を書いている私などは、まったく分からない。
橋下市長は「市民に徹底的に説明する」と言うが、市民の質問は無数にあるはずだ。
都市機能を始め、財政、教育、福祉、そして毎日の衣食住…
それらのすべてが否応なしに変わるのだから。「拙速に過ぎる」という意見が多いのも頷ける。

しかし、である。
3年前に橋下市長が「颯爽」と登場したときの盛り上がりは忘れられない。
「拙速」はともかく、橋下市長が、たった一人で、どれだけ大阪府、市民に理解させることができるか。
初心に戻り、そして何よりも「謙虚に」努力していただきたい。

作家 津島稜

編集部よりお知らせ

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週1回の更新で4回にわけて完結します!!
是非、皆様「白いラブレター」もお読み下さい。
宜しくお願いします。

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