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ああ、タイガースは4連敗

プロ野球はそろそろストーブリーグの時期になり、米国大リーグの選抜チームと「サムライジャパン」との
熱戦でプロ野球のシーズンは終わった。

今年の日本プロ野球で、セリーグは読売ジャイアンツ、パリーグはソフトバンクホークスが優勝、
クライマックスシリーズでは阪神タイガースとホークスが勝ち名乗りをあげた。

その日本シリーズの初戦、タイガースファンの某社長から甲子園球場に招待された。
私はタイガースファンではないし、プロ野球にもそれほどの関心がない。
だが、折角の招待を断るのはもったいないので、当日の夕方、大阪の梅田から臨時特急で甲子園に向かっ
た。増発された臨時特急はスシ詰め状態。タイガースのユニフォーム姿、タイガースグッズを手にした若者
のグループ、子ども連れの男女がわれ先にと座席を奪い合う様子には苦笑するしかなく、彼らのマナーの
悪さには閉口させられた。

それはともかく、甲子園球場は文字通り超満員だった。
レフトスタンドの一部にホークスの応援団が陣取っていたが、それ以外はタイガースファンで埋め尽くされ、
試合開始前から大いに盛り上がり、あちこちで歓声が沸き起こっていた。

初戦とあって、応援も過熱気味で、ジェット風船の乱舞、タイムリーヒットの瞬間の大声援には恐れいった。
途中、ファウルボールが社長のすぐ隣の婦人の席に飛んで来て、彼女の夫君がそのボールをキャッチ。
周辺の観客から拍手を受けるというハプニングもあったが、試合はタイガースの快勝だった。

「日本シリーズは初戦がカギ」と、周囲のタイガースファンが何度も口にしていたので、
試合後の球場は「六甲おろし」の大合唱。
「日本一は間違いない」という声を何度も耳にしなければならなかった。
いずれにしても、この夜の体験は私のような無関心派にも強い衝撃を与えてくれ、
タイガースファンになりそうだという予感もあった。

だが、皆さんもご承知のように、次の試合からタイガースは4連敗。
あの超満員のタイガースファンの心中をお察しせずにはいられない。
私も、タイガースファンになるのは来シーズン以降にする。

作家 津島稜