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年末総選挙

木曽・御嶽山の噴火、台風をはじめ各地で土砂崩れなど、今年も風水害が続いた。
東北大震災、原発事故の復興・回復も停滞したままだ。

社会的には、安倍政権のもと経済状況が変化を遂げている。た
だし政府が公言するように景気回復が順調だとは思えない。
そして消費税の増税が論議を呼んでいるが、私はマスコミが「消費税増税ありき」を前提に番組や記事で
表現しているのが納得できない。
高齢者に対する福祉の充実が建て前としても、増税分の具体的な使途が、われわれに開示されるとは
思えない。
官僚や富裕層は別にして、多くの人が賛成しているとは決して言えないだろう。

国費の使途が清廉で潔白ではないことは、例の「政務調査費」で明らかになっている。
何ともお粗末な国会、地方議員が多いことか。そんな連中のために、喜んで税金を納める人はいない。

それと、中国、北朝鮮、韓国との関係も深刻になった。
露骨な領土問題や拉致被害者、慰安婦問題などで日本政府は苦慮しているようだ。
そのうえで国防意識を国民にPRし始めた。戦争や紛争を好む人はいない。
だが、自衛権を前面に打ち出して防衛予算を増額の方向にシフト。
自衛隊の軍備も諸外国に劣らない規模になりそうだ。

私も個人的には自衛権の強化は賛成だが、自衛隊の隊員諸君が同盟国のために派兵されたり、
爆撃や実弾の飛び交う現場に行かされることが心配だ。
危険が軍隊の常識だとしても、若者たちの命を無駄にしてしまうことは許されない。
自衛のための軍備は必要だが、人の生命は守らなければならない、そんな矛盾を解決できる方策が
あるのだろうか。

このような諸問題を抱えての年末総選挙だった。
結果は安倍首相の思惑通りで、有権者は変革を望まなかったと言えるだろう。
マスコミも「信任投票」だと安倍政権の続投を容認している論調だ。
たしかに野党に画期的な変革は望めそうもないという現実は認める。
かつての社会党の面影は薄れてしまい、
共産党政権の誕生は日本の歴史、風土にはなじまないというのが常識か。
この選挙の意味は何だったのだろうか。

作家 津島稜