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21世紀の思春期

新年を迎えた。
と言っても、周囲の景色が変わるわけじゃないなどと、白けたことを口にしても仕方がない。
やはり新たな気分で、新しい時間をスタートさせたい。

21世紀を迎えて15年目、世紀の四分の一が過ぎたことになり、2001年に生まれた子供たちが中学を卒業、
高校生になる。

つまり、21世紀も少年期を過ぎ、青年期を迎えようとしているのだと思うと面白い気になる。
これから体が成長し、恋もするだろう。教育をしっかり受けて、やがて仕事を持ち、社会人になる。
苦労や失敗を経験し、希望と喜びの時間を迎えられるかもしれない。

変な例えになったが、21世紀の日本は昨年まで順調に生育したとは言い難い。
とくに経済面では不況が長く続いた。
少年期に栄養失調になると、成人になってから健康な体力を保てない。
今年は十分な栄養を摂って元気を回復してほしいものだ。

年末の総選挙で自民党が圧勝したことで、昨年からの政府の路線が継続されることになるだろう。
それは、消費税増税、対アジア諸国との外交、軍備増強、高齢化社会対策に劇的な変化がないということ
を意味する。いずれも政策を間違えれば病因になる恐れが高い。
深刻な病気になることなく、果たして効果的な栄養剤、カンフル剤を見つけることができるのだろうか。

少年期から思春期を経て青年になる時期は身体の変化が著しい。
経済が国の骨格だとすれば、教育、福祉、文化などが内臓諸器官、エネルギー、防衛が筋肉とすれば、
頭脳が政府・政治と言うべきか。このすべてが順調であって初めて健全と言える。
頭脳が良くても骨格や内臓に病変があれば活動は無理。
逆に体力があっても頭脳に異変があれば危険な状態になってしまう。

これから我々の国が元気で健康な大人になれるかどうか、重要な時間を迎えようとしている。
現政府が妙薬を持っているのか、栄養を与えてくれるのか、今年に期待する。

作家 津島稜