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殺人も婦女暴行も犯人は警官だが

つい先日、大阪・高槻の男女中学生殺人事件で大阪府警の警官を褒めたばかりだった。
ところがその後、同府警の警官が、不倫の相手女性を殺害したり、ネットで知り合った不良グループととも
に若い女性に暴行を加えるという信じがたい不祥事が連続。

大阪は「ひったくり日本一」とか交通マナーの悪さでは、いつもワーストの代表格と揶揄されてきた。
それに加えて「大阪府警は昔からたるんでいる」という耳が痛くなるような悪評も聞こえてきた。

ところが今度は埼玉県警を始め各地で警官の殺人事件や不祥事が連続し、警察そのものへの不信感が
広まってしまった。逮捕者には巡査や巡査部長だけではなく、警部や警視という管理職も含まれている。
警視といえば、一般会社では部課長クラスの階級で、かなりの権限を有している。
そんな人物が書類を改ざんしたり、金銭目的で人を騙すということはやりきれない思いになる。

全国で20万人以上といわれる警察官のなかには不適格者がいるのは、社会人口の確率から仕方がない
かもしれない。それにしても最近の警察官による凶悪、悪質な犯罪が、暴力団構成員のそれよりも多い
のはいかがなものかと思いたくなる。

私が幼いころは交番のお巡りさんや田舎の駐在さんは親しみやすく、そして頼もしかった。
今もそれに違いはないだろうが、前述の警官たちはあまりに人間性が欠落してしまったようだ。

危険でしかも緊張感を持ち続けている警官たちも、職場を離れればそれぞれ若者であり、父親、母親で
ある。友人や恋人がおり、養うべき親、子どもがいる。制服を脱げば、毎日の生活は我々と同じだ。
それは多くの働く人たちも同じで、社会に生きる人間ということだろう。
だが、警官は一般人と比べて勤務時間中も、そこを離れても責任が重いということになる。
つまり拳銃も手錠も警察手帳を所持していなくても、人々の生命や財産を守る責任は免れない。

それはさておき、大阪府警の刑事部は優秀だという定評がある。
「刑事の執念と粘り」「鑑識の緻密さ」などと言われるものだ。

冒頭に述べた男女中学生殺人事件は容疑者の完全黙秘という壁があるが、否認のままで「死体遺棄」
「女子中学生殺人」で逮捕にこぎつけた。あとは「男子中学生殺人」が残っている。
マスコミなどでは「難しい」と不安視されているが、捜査本部は決定的な証拠、例えば現場に残された微物、
DNAなどを押さえているに違いない。自白が無くても完全に立証することに期待したい。

作家 津島稜